私は2人の子どもがいるワーキングママ。これまでに、介護職で7回転職していて、何度か派遣の経験もあります。
現在40歳、息子2人と旦那の4人家族。お笑い好きで、趣味は海外ドラマ鑑賞とイラストを描くこと。未経験で介護職に転職、介護福祉士。旦那が転勤族なので、職場を転々としながら、介護転職に役立つ情報を配信中。
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もしあなたが、「介護職向けの派遣会社はいろいろあるけど、どれを選べばいいの…」「派遣が初めてで、不安…」と悩んでいるのであれば、このページはお役に立てるはず。
大手の介護人材会社だけでも30社以上…あなたが迷うのも無理はありません。
私はこれまでに、これら全てを利用させてもらいましたが、結論からお伝えすると、介護の派遣会社でおすすめできるのは以下の3つだけ。(※下で体験談に基づいた根拠も書いてます)
例えば、、、
「日勤だけとか、週に3~4日とか本当にできるのか?」
「日勤のみだといくら稼げるのか?」
「派遣だと大切にされないんじゃないか…」
「派遣切りに遭ったらどうしよう…」
「派遣会社はどこがいいの?」
など、色々悩んでしまって、最初の一歩を踏み出すことができませんでした。
なので、このページの前半では、私のおすすめな介護の派遣会社ランキングTOP9(※高時給1位の派遣会社も紹介してます)を紹介、ページの後半では、介護派遣の時給相場や時給アップのコツ、派遣のメリット・デメリットや派遣の実態について、介護派遣の経験者である私が解説しています。
特に、「派遣初心者で不安…」という方であれば、最後までこのページを読んで頂けると、介護派遣をすべきかどうかが判断できるはずです。

- 1 介護派遣会社ランキングおすすめ大手9社 |登録するならどこ?
- 2 介護派遣会社の選び方【6つのポイント】~おすすめランキングはこうやって決めました~
- 3 介護派遣で高時給1位の派遣会社はどこ?大手おすすめ9社を比較
- 4 介護派遣の時給相場はいくら?時給アップ交渉の究極のコツも紹介
- 5 介護派遣のメリット・デメリット|悪い所もしっかり解説
- 6 介護派遣に向いている人・向いていない人とは?
- 7 介護派遣の登録から仕事までの流れ【5ステップ】
- 8 介護の人材派遣会社一覧【人気9社の比較表】
- 9 介護派遣を始める前に、私が知っておきたかったコト【4選】
- 10 介護派遣の口コミ評判【5選】
介護派遣会社ランキングおすすめ大手9社 |登録するならどこ?
介護派遣会社の裏事情ですが、通常、ネット上に公開されている求人は人気が無く、逆に非公開案件の方が好条件ということが多いので、担当者からはネット公開前の非公開求人を紹介してもらいましょう。
各社の非公開求人が異なるので、最低でも2~3社登録して、できる限り多くの非公開求人を紹介してもらうのがおすすめです。

私が登録した大手の介護派遣会社のおすすめランキングTOP9は以下になります。
パート 正社員 派遣
国内最大級の求人数で、利用者満足度も96.7%と高く、派遣・紹介予定派遣だけでなく、パートや正社員求人も紹介してもらえます。
実際の求人数 4.0 思いやり 5.0 担当者の理解度 5.0 求人の情報量 4.0 交渉力の高さ 5.0 利用しやすさ 5.0 総合 4.7 ミラクス介護(旧スマイルサポート介護)は、私が最も多用していて、必ず利用しています。ミラクス介護の特徴的な点は、介護派遣会社の中で最も高時給で長期間利用するほど条件が良くなっていくのは魅力的。釣り求人も少なく、担当者の質に関しては一番良かったです。
派遣
「未経験・資格なしOK」の求人が豊富で、「30代・40代・50代の中高年」に人気があり、派遣求人に関しては業界トップクラス。実際の求人数 5.0 思いやり 3.0 担当者の理解度 4.0 求人の情報量 3.5 交渉力の高さ 4.0 利用しやすさ 2.0 総合 3.6 スタッフサービス・メディカルは、派遣に絞って求人を探すのであればNo.1だと感じます。正直、電話がかなりしつこいので、その点は微妙ですが、派遣会社の中では倍近い派遣求人を紹介してくれて、しかも他社と比べても高時給案件が多いので、時給と求人数重視という方に最適です。
- 3.4
パート 正社員 派遣 単発・短期
介護・医療系の派遣会社の中で、唯一「単発スポット・短期」の派遣求人が見つかります。書類選考なし・面接なしで応募できるので、単発・短期案件を探している方にはピッタリです。
実際の求人数 3.0 思いやり 4.0 担当者の理解度 2.0 求人の情報量 3.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 4.0 総合 3.4 MC介護のお仕事は、単発・短期求人に特化している唯一の派遣会社なので、副業やダブルワークとして単発スポットの仕事を探していたり、転職するまでの「つなぎ」として短期の仕事を探しているのであれば、MC介護が最適です。また、失業保険給付期間で週20時間以下のバイトをしたいという場合にもおすすめです。
4位 ツクイスタッフ
3.2パート 正社員 派遣
ツクイスタッフの求人数や求人の質は、どちらも高く、正社員・パートだけでなく、派遣求人も紹介してくれる点では、かなり使い勝手が良いと感じます。無理に求人紹介することなく、無い時は無いとはっきり伝えてくれて、誠意ある対応をしてくれる点では、信頼性の高いサービスだと感じました。
実際の求人数 3.5 思いやり 5.0 担当者の理解度 5.0 求人の情報量 4.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 3.0 総合 3.2 ツクイスタッフを利用してみて感じたのは、最も地域に密着した介護派遣会社なので、紹介される求人毎の裏情報(人間関係、職場の雰囲気、施設長の人柄など)をかなり深いレベルで把握しているという点ではずば抜けていました。担当者さんの人柄も良く、私自身のライフスタイルや働き方などを本当にしっかり考えてくれた求人紹介をしてくれたので高評価です。
5位 介護ワーク(ウィルイオブワーク)
3.0パート 正社員 派遣
介護ワーク(ウィルオブワーク)は医療介護系の派遣会社では老舗。全国で利用でき、ケアアカデミー内では実質無料で資格講座の受講ができます。
実際の求人数 3.0 思いやり 5.0 担当者の理解度 5.0 求人の情報量 3.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 3.0 総合 3.0 介護ワーク(ウィルオブワーク)を利用した感想は、担当者の理解力が他社と比較するとずば抜けて高く、ベテランコーディネータが多い印象があります。実際に紹介してもらった求人数がそれほど多くはなかったので、その点だけ利用しずらいと感じました。
6位 ベネッセMCM介護
2.8パート 正社員 派遣 単発・短期
ベネッセMCM介護は、関東・関西・東海圏で利用でき、面接なしで単発・短期派遣を紹介してもらえます。
実際の求人数 2.0 思いやり 4.0 担当者の理解度 3.0 求人の情報量 3.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 4.0 総合 2.8 ベネッセMCM介護を利用した感想は、流石は大手、接客や対応はとても丁寧で利用もしやすかったです。ただ、実際に紹介してもらえる求人数が少ないのは残念。ベネッセ系列の有料老人ホームに絞って職探ししたい方にはおすすめです。
7位 きらケア派遣
2.0派遣
きらケア派遣は、「高時給」「介護資格が0円」「給料前払い制度」などが特徴的。介護の大手派遣会社の中では人気がありますが、個人的には微妙でした。
実際の求人数 2.0 思いやり 2.0 担当者の理解度 3.0 求人の情報量 2.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 2.0 総合 2.0 きらケア派遣を利用した感想は、高時給と言っている割には、時給の高い派遣求人は紹介されず、紹介求人数的にも多いとは感じませんでした。少し担当者のゴリゴリ感があったので、個人的には微妙でした。
8位 かいご畑
1.5パート 正社員 派遣
かいご畑は「資格なし・未経験」「短時間OK・残業なし」など好条件な求人が多く、働きながら介護資格が無料で取れる点が特徴的ですが、個人的には微妙でした。
実際の求人数 1.5 思いやり 1.5 担当者の理解度 3.0 求人の情報量 2.0 交渉力の高さ 2.0 利用しやすさ 2.0 総合 1.5 かいご畑を利用した感想は、こちらの希望とは関係なく、向こうの持っている求人をゴリゴリに紹介してきて、しかも求人数的にも少なかったので、初回面談で利用を止めました。
9位 ナイス介護(ネオキャリア)
1正社員 派遣
ネオキャリアが運営するナイス介護は、「高収入・高時給」「未経験OK」な求人が豊富で、「介護資格が0円」で取得でき、しかも登録から就職までのスピードが早いと口コミで評判。
実際の求人数 1.5 思いやり 1.5 担当者の理解度 3.0 求人の情報量 2.0 交渉力の高さ 2.0 利用しやすさ 2.0 総合 1.5 ナイス介護を利用した感想は、担当者が微妙、持っている求人数がかなり少ないと、正直散々でした。
介護派遣会社の選び方【6つのポイント】~おすすめランキングはこうやって決めました~

本当に良い介護派遣会社を選ぶために、ただ適当に選んだのではなく、以下の6つの基準を軸に、良し悪しを判断していきました。
- 実際の求人数が多いか
- 思いやりがあるか
- 担当者の理解度が高いか
- 求人の情報量が多いか
- 交渉力が高いか
- 利用はしやすいか

【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント①】実際の求人数が多いかどうか


介護派遣会社の公式サイトに書かれてある「業界トップクラスの求人数‼」「10万件以上の求人数‼」という文言は、過去に掲載実績のある求人数を載せているだけ…ということも多く、悪質な所だと釣り求人や空求人がほとんどということもあるので、公式サイトからの情報はあまりアテになりません。
なので、私は「その日に紹介できる求人が、実際どれくらいあるのか?」という「実際の求人数」に着目しています。こればっかりは、実際に使ってみないとわからないので、これからご紹介する転職サイトは、全て私が実際に利用して、紹介された求人数がどれくらいだったかで、良し悪しを判断しています。
【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント②】思いやりがあるかどうか



質の悪い担当者(エージェント)だと、利益至上主義なので売上やノルマを達成することを第一としていて、こういう所に限って、興味も無い求人をごり押ししてきたり、断っているのにしつこかったりします。
思いやりのある良い担当者だと、紹介できる求人が本当に無い時は、潔く「無い」と正直に教えてくれますし、あれもこれも求人を紹介するのではなく、あなたのライフスタイルや就職後の人生のキャリアまで真剣に考えてくれます。
【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント③】担当者の理解度が高いかどうか


「子育ての両立がしやすい職場はどこですか?」という質問や、「働く時間を減らしたいけど、これまでの給料は維持させたい…」という悩み、「本当に、この仕事が私に勤まるのかな…」という不安など、各ライフステージによって考え方や働き方は変わっていくものです。
そんな時に、担当者の介護業界に対する理解度や、パートと派遣の違い、各施設で働くときのメリット・デメリット、向いている人・向いていない人を深く理解していないと、ミスマッチな職場をおすすめされることがあります。
未経験者はもちろん、介護経験者であっても、他の職場での働き方や仕事内容については知らない事の方が多いので、相談する担当者の理解度はとても重要です。
【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント④】求人の情報量が多いかどうか



しかし、どの派遣会社でも、必ずブラックな求人というのは紛れていて、求人の良し悪しを判断するのは難しいのが現状です。
悪い担当者だと、現場の施設訪問もせず、介護施設の公式サイトだけを頼りに情報提供するので、ブラックな職場を選んでしまう可能性が高いと言えます。
良い担当者だと、求人を紹介する前には必ず施設訪問して、職場の雰囲気を肌で感じて、施設長やそこで働く職員と直接話してインタビューしているので、その職場の人間関係や雰囲気、人柄、仕事内容などを詳細に教えてくる分、自分に合わない求人は事前に避けることができます。
【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント⑤】交渉力が高いかどうか


あまり知られていないことですが、介護業界では、求人票に書いてある勤務時間や勤務曜日、時給、シフトなどの条件面は、交渉すれば良い条件に変更してもらうことができます。
とはいえ、面接の際に自分で条件面を交渉すると、面接官の心象が悪くなるので、不採用になる可能性もありますが、派遣会社であれば、「時給100円アップ」や「時短、残業なし」「夜勤ありから夜勤なしで」といった交渉が可能です。
悪い担当者だと、「ちょっと難しいと思いますが、この条件でいけるか聞いてみますね~」といって交渉もしませんし、新しく求人を探そうともしません。

一方で、良い担当者だと、仮に条件にマッチする求人が1つも無かったとしても、1社1社の採用担当者に「今、こういう優秀な人がいますが、何とかこの条件でOKにしてくれませんか?」と交渉してくれて、何とか希望に沿った条件に近づけようと努力してくれます。
【おすすめな介護派遣会社を選ぶポイント⑥】利用しやすいかどうか


特に、忙しい働くママにとって介護派遣会社の使いやすさは大切です。
悪い担当者に当たると、「求人情報はメールじゃなくて全部電話の口頭でしか教えてもらえないので非効率…」「何度も同じこと言わせないで!」「求人サイトが見ずらい…」というストレスを抱えながら就職活動をするハメになります。
良い担当者だと、流れもスムーズで、求人も効率よく紹介してくれるので、時間を無駄にすることなく、ストレス無しで就職活動を進めることができます。

下の比較表をみてもらうとよくわかりますが、求人数だけで見ると『スタッフサービス・メディカル』が断トツで多く、実際に紹介された求人数も嘘偽りなく、本当に多いと感じました。

介護派遣を始めるのであれば、まずはこの3つの派遣会社に複数登録するのが、経験上、1番手堅いです。
介護派遣で高時給1位の派遣会社はどこ?大手おすすめ9社を比較
誰でも「可能なら、時給はできるだけ高い方が良い…」と考えるもの。実は、利用する派遣会社によって時給が大きく変わるので、最初の派遣会社選びは本当に大切です。

結論からお伝えすると、これらのポイントを押さえた高時給の介護派遣会社は、『スタッフサービスメディカル』と『ミラクス介護』の2つだけ。
【高時給の介護派遣会社を選ぶポイント①】マージン率が低いこと
特に、大手9社の中で最もマージン率が低いのは『スタッフサービスメディカル』なので、高時給1位の介護派遣会社は『スタッフサービスメディカル』です。(※東京都内で比較した場合)
そもそも「マージン」とは、派遣会社が派遣先企業からもらう取り分のこと。
例えば、マージン率30%で、派遣先企業が派遣会社に日給15,000円を支払った場合、派遣会社の取り分は5,000円(日給15,000円×マージン率30%)なので、あなたの取り分は10,000円(日給15,000円 – マージン5,000円)という計算になります。
「え、派遣会社って、給料からマージンをピンハネしていたの?」とビックリされるかもしれませんが、そうです、介護派遣会社は平均で30%前後のマージン(派遣会社の取り分)を給料から抜いているのが事実。
しかし、このマージンを差し引いたとしても、派遣の時給はパートや正社員の時給よりも高いので、時給だけでみると、派遣という働き方の方がメリットは高いと言えます。

介護派遣会社 | マージン率 |
---|---|
1位 スタッフサービス・メディカル | 29.5 %(新宿) |
2位 ミラクス介護(旧スマイルサポート介護) | 30.5 %(池袋) |
3位 きらケア派遣 | 30.63 %(渋谷) |
4位 ベネッセMCM介護 | 31.7%(新宿) |
5位 ナイス介護(ネオキャリア) | 32.0 %(新宿) |
6位 ウィルオブ派遣(介護ワーク) | 33.2 %(新宿) |
7位 かいご畑 | 34.9 %(新宿) |
8位 ツクイスタッフ | 36.7 %(新宿) |
圏外 MC介護のお仕事 | 記載なし |
※2019年度実績(東京都内で比較した場合)

「たった7%だったら良いじゃん!」と思うかもしれませんが、例えば、派遣スタッフとして時給1400円、1日8時間・週5日勤務を1年間続けた場合、7%マージン率が違うだけで年間約28万円の差が出てしまうのです。
同じ仕事を続けるのであれば、できるだけ時給は高い方が生活的にも助かるので、私の場合、『スタッフサービスメディカル』や『ミラクス介護』の2つを毎回利用するようにしています。
→スタッフサービスメディカルの公式サイト「未経験・資格なしOK」の求人が豊富で、「30代・40代・50代の中高年」に人気があり、「業界トップクラスの求人数」と口コミで評判の株式会社スタッフサービスが運営する『オー人事 スタッ[…]
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マージン率3位の『きらケア派遣』もマージン率は低めで良い方ではありますが、「きらケア派遣に行ってみた!」の記事でも書いているように、実際の求人数もそれほど多くは無く、サービスの質的にも良くないと感じたので、マージン率が低ければ良いというわけでもありません。
『スタッフサービスメディカル』や『ミラクス介護』の2つであれば、私も利用してみましたが、実際の求人数も多く、サービスの質としては良い方でした。
【高時給の介護派遣会社を選ぶポイント②】交渉力が高いこと
あまり知られていないことですが、派遣会社の交渉力が高いと、時給アップの交渉を成功させる確率も高いので、高時給になりやすいです。

逆に、派遣会社の交渉力が無い場合、本当に何もしてくれません。
私の経験上、『スタッフサービスメディカル』や『ミラクス介護』の交渉力は結構高く、「時給を100円ほど交渉してくれませんか?」とお願いすると、頑張って交渉してくれました。
他にも『ツクイスタッフ』なども交渉力自体は高いので、時給アップの交渉を快く引き受けてくれますが、マージン率が大手9社の中では最下位なので、やはり、最初は『スタッフサービスメディカル』と『ミラクス介護』の2つの派遣会社に同時に打診するのが良いかなと感じます。
介護職で高時給な派遣求人【4選】~注意点も解説~
派遣の時給が高いのは周知の事実ですが、特にその中でも「この求人、めちゃ時給が高い!!」という求人の種類を4つ、注意点と一緒に解説します。
【高時給な派遣求人①】訪問介護(ホームヘルパー)
私の経験上、1番時給の高い職種は、訪問介護(ホームヘルパー)です。東京都の場合、訪問介護の派遣時給は1700~1800円という所も珍しくなく、高い所だと時給2000円以上という所もあります。

実は過去に、私自身、訪問介護の派遣求人が高時給だからといって飛びついたことがありますが、世の中そんなうまい話はありません…
訪問介護という働き方は、1日に「Aさん宅」→「Bさん宅」→「Cさん宅」と移動しながら、決められた時間内でそれぞれの利用者さんの介護をする働き方ですが、訪問介護の派遣の問題点は、移動時間や休憩時間、待機時間などが時給に含まれないという点です。
基本的に、訪問介護の1日のスケジュールは、こんな感じ。
10~11時 Aさん宅で介護(※時給発生)
移動 ※時給なし
12~13時 Bさん宅で介護(※時給発生)
昼休み・移動 ※時給なし
15~16時 Cさん宅で介護(※時給発生)
業務終了

しかも、利用者さんの体調不良で、突然のキャンセルが発生する時もあるので、訪問介護の派遣は収入的に不安定になることが経験上多いです。
「扶養内で、自分の好きな時間だけ働きたい」という方には良い働き方かもしれませんが、私のように「家計を支えないといけない…」という方には、訪問介護の派遣はあまりおすすめできません。
【高時給な派遣求人②】夜勤専従
ご存じの方も多いかと思いますが、介護職の中で最も高時給な派遣求人は夜勤専従で、東京都の場合、時給が1700~1800円台という所も珍しくありません。
夜勤専従は、日勤には一切入らず、夜勤のみのシフトに入るという働き方ですが、夜勤の時給は25%割り増しされていて、しかも夜勤手当がつくので、16時間のロング夜勤だと日給で2~3万円もらえたりします。
しかし、派遣としての夜勤専従は、派遣先の支払い負担が大きいので、派遣先内で夜勤専従の正社員が決まると、契約更新されないケースも多いため、ずっと一か所に留まって働くことは難しいという現状も…
もし、夜勤専従という働き方で高時給を安定的に、できれば同じ職場で続けたいということであれば、派遣ではなく、正社員としての夜勤専従がおすすめです。それに、夜勤専従の求人数は、派遣よりも正社員の方が倍以上多いので、正社員求人の方が近場の職場が見つかりやすいです。
私の経験上、夜勤専従の正社員求人が一番多いのは、『マイナビ介護職』なので、夜勤専従で高時給・高収入を狙いたいという方であれば『マイナビ介護職』を検討してみてください。
→公式サイトはこちらをクリック業界トップクラスの求人数を持っていて、無料で利用できると口コミで評判な『マイナビ介護職』。介護の求人情報や転職情報で利用者満足度がNo.1で、パート・正社員への就職に強く、「長く働ける職場を探せ[…]
【高時給な派遣求人③】ケアマネ、介護福祉士、社会福祉士、勤務経験が長い人
派遣会社のエージェントさんから直接教えてもらったコトですが、基本的に派遣スタッフの時給は、保有資格と勤務期間をみて決まることが多いそうです。
派遣の求人を見てても、やはり、ケアマネ、介護福祉士、社会福祉士といった資格があるだけで、無資格者と比較して時給が300~400円高いのは一目瞭然。
また、勤務経験が長い介護士ほど、即戦力があると見なされて、派遣会社の交渉次第で高時給になる可能性が高いです。特に、10年以上の勤務経験がある介護福祉士なんかは、時給が1700円になることもあります。(※東京都内の場合)

【高時給な派遣求人④】特養、老健、病院
介護施設の種類(サービス形態)によっても時給は大きく違ってきますが、私の経験上、1番時給の高いサービス形態は特養で、2位に老健、3位に病院という順番で時給が高いです。

もし、私のように「体力に自信が無い…」という方であれば、無理に特養を狙うのではなく、老健のユニット型や、病院の看護助手の方が、体力的にはマシなのでおすすめです。
以上、高時給な4つの派遣求人をまとめると、
- 訪問介護(ヘルパー)
- 夜勤専従
- 有資格者・勤務経験が長い人
- 特養・老健・病院
となります。
注意点としては、訪問介護でも夜勤専従でもないのに、時給が1700円~1800円と相場とかけ離れた求人もあったりしますが、こういった高時給求人は、釣り求人の確率が高く、本当にあったとしても派遣期間が2か月で更新無し、という場合が経験上多いので、こういった求人には注意してください。
『スタッフサービスメディカル』や『ミラクス介護』のような派遣会社であれば、こういった釣り求人もほとんど無くて、マージン率が低く、交渉力も高いので、高時給の派遣求人を見つける上では利用必須な派遣会社だと言えます。
介護派遣の時給相場はいくら?時給アップ交渉の究極のコツも紹介
介護派遣スタッフの時給は、介護資格や介護経験の長さによって時給相場が決められています。
大手の介護派遣会社9社すべてに介護派遣の時給相場を直接聞いてきたので、下の表にまとめてみました。
介護資格 | 介護経験 | 時給相場 |
---|---|---|
無資格 | 未経験 | 1200~1300円 |
経験者 | 1300~1400円 | |
初任者研修・ ホームヘルパー2級 | 未経験 | 1300~1400円 |
経験者 | 1400~1500円 | |
実務者研修・ ホームヘルパー1級 | 未経験 | 1350~1450円 |
経験者 | 1450~1550円 | |
介護福祉士 | 1500~1600円 |
上の表をみてわかるように、資格や経験によって時給相場は既に決まっています。
例えば介護福祉士の場合、時給相場に1500円~1600円という幅がありますが、この時給の幅は働く施設によって変わります。
例 介護福祉士の場合(※時給相場1500円~1600円)
下限額(1500円) | 真ん中(1550円) | 上限額(1600円) |
---|---|---|
デイ、訪問 | サ高住、小多機、グループ | 有料、病院、老健、特養 |
※訪問は移動時間等も加味して時給換算してます。
※上は時給平均なので、実際はこれより上下します。
デイや訪問は、「日勤のみ」の勤務が多いので時給は低めですが、小規模多機能やサ高住、グループホームなどはシフト制なので、デイや訪問よりも平均時給は高めです。
例えば、介護福祉士の資格を持っていて、デイの「日勤のみ」で1日8時間働いた場合、1500円×8時間なので日給12,000円、サ高住の日勤だと1550円×8時間の日給12,400円がもらえる計算になります。(※あくまでも目安です)
一方で、特養や老健、病院、有料老人ホームなどは、大手企業や医療法人などが運営していることも多く、経営基盤がしっかりしている分、時給も高めに設定されています。
例えば、介護福祉士であれば、老健のショート夜勤で11時間(21時~翌9時、内1時間休憩)働いた場合、1600円×11時間の日給17,600円に加えて、夜勤手当が2,000~5,000円の範囲で付くので、ショート夜勤1回で日給2万円前後はもらえます。

介護職必見!派遣の時給アップ交渉術【3つの手順】
正直言うと、この交渉術は、あまり誰にも教えたくないのですが、今回は特別。実際に、私はこの方法で時給アップを何度も成功させています。

その3つの手順とは、
- 自分の時給相場がいくらかを知る
- 派遣担当に希望時給を伝える
- 複数の派遣会社を比較して交渉する
以上の3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
【時給アップの手順①】自分の時給相場がいくらかを知る
まずは、自分の時給相場がいくらなのかを「知る」ことが最初の時給交渉のステップ。派遣会社に時給アップの交渉をする際、時給相場からかけ離れた時給を言っても、聞き入れてくれません。
なのでまずは、先ほどご紹介した『介護派遣の時給相場表』を使って、あなたの状況(保有資格と勤務経験)で大体の時給相場を把握しましょう。
介護資格 | 介護経験 | 時給相場 |
---|---|---|
無資格 | 未経験 | 1200~1300円 |
経験者 | 1300~1400円 | |
初任者研修・ ホームヘルパー2級 | 未経験 | 1300~1400円 |
経験者 | 1400~1500円 | |
実務者研修・ ホームヘルパー1級 | 未経験 | 1350~1450円 |
経験者 | 1450~1550円 | |
介護福祉士 | 1500~1600円 |
【時給アップの手順②】派遣担当に希望時給を伝える
あなたが派遣会社に登録した後、派遣会社の担当者から電話がかかってきて、希望条件などを色々聞かれますが、その際に必ず「希望の時給はありますか?」と質問されます。
例えば、あなたが無資格・未経験だとすれば、上の表から時給相場は1200~1300円とわかるはず。もし希望施設(サービス形態)が決まっていないのであれば、「希望時給は1200~1300円の範囲でお願いします」と伝えてOKです。
もしあなたが、ホームヘルパー1級を持っていて、介護歴が3年の経験者であれば、上の表で時給相場は1450~1550円です。既に希望施設(サービス形態)が「デイ」と決まっているのであれば、時給は下限額の1450円辺りなので、「希望時給は1450円前後でお願いします」と伝えると良いでしょう。
先ほどのおさらいですが、施設(サービス形態)ごとで時給の幅が違います。下の表から、あなたの希望している施設の時給が上限額・真ん中・下限額どちらなのか把握しておくと、「1450円前後で」のように、ピンポイントの時給でお願いすることができるのでおすすめです。
例 ホームヘルパー1級・経験者の場合(※時給相場1450~1550円)
下限額(1450円) | 真ん中(1500円) | 上限額(1550円) |
---|---|---|
デイ、訪問 | サ高住、小多機、グループ | 有料、病院、老健、特養 |
※訪問は移動時間等も加味して時給換算してます。
※上の例は時給平均なので、実際はこれより上下します。
派遣会社の担当者に希望時給を伝えなくても探してくれますが、基本的に、派遣会社の担当者はあなたの希望時給を元に派遣先を紹介してくれます。できるだけ高時給の求人を狙いたいのであれば、登録の段階で時給相場を担当者に伝えておく方が高時給の求人を紹介してもらいやすいです。
上の表で、すべての介護施設(サービス形態)や資格を載せられているわけではないので、もし「自分の時給相場がわからない…」という方は、派遣会社の担当者に「私の場合、時給相場はどれくらいでしょうか?」と質問すれば、ちゃんと教えてくれるので、時給相場は必ず派遣担当に確認するのがおすすめです。
【時給アップの手順③】複数の派遣会社を比較して交渉する
時給アップの交渉術は、ここからが本題です。
時給アップの最大のコツは、最初で派遣担当に、「他にも派遣会社をいくつか利用している」と伝えることです。
最初の段階で、他の派遣会社も利用していることを伝えると、派遣担当はちゃんと「この人、時給を比較してくるな…」と考えるので、他社よりも時給を上げようと頑張ってくれます。
「他の派遣会社も使っていると伝えると、なんか対応が雑になりそう…」と心配になる気持ちもわかりますが、ほとんどの派遣さんも派遣会社に複数登録していますし、派遣担当もそんなこと慣れっこなので、複数利用が原因で、派遣会社から大切にされなくなるということはありません。
逆に、複数利用していることを伝えないと、派遣担当に「時給交渉は無くても大丈夫」というメッセージを暗に送っているようなものなので、最初の段階で複数利用を伝えるのがおすすめです。伝えるというよりも、登録後に「他社の利用はありますか?」と必ず聞かれるので、その時に「はい、いくつか利用してます」と伝えるだけでOKです。

伝えると、派遣の営業担当者は、他社と比較されていることを知りながら、あなたの希望時給に近い求人を探して紹介してくれます。
求人を紹介してもらったら、必ず他の派遣会社から紹介された求人と比較しましょう。もちろんこの時、他社と比較することが前提の交渉なので、派遣会社は最低2社以上、同時に登録しておくと求人の比較がしやすいです。
それに、派遣会社ごとで独占求人や非公開求人が異なるので、派遣会社は最低2~3社使った方が、好条件の求人が見つかりやすいというメリットもあります。
各派遣会社から紹介された求人が出揃った段階で、本格的な交渉のスタート。
この時、各派遣会社から紹介された求人が被っている場合もあれば、全く被っていない場合の両方のケースがありますが、時給交渉に関しては、どちらでも問題なくできます。

紹介された求人が被っている場合
「実は他社さんでも同じ求人の紹介があったのですが、私としてはぜひ御社にお願いしたいと考えています。ただ、時給面では他社さんの方が条件が良くて…この時給よりも+50円ほど上げていただくことって、難しいですよね?」
紹介された求人が被っていない場合
「この求人と他社さんから紹介された求人とで迷っている所でして…もしこの時給よりも+50円ほど上がるのであれば間違いなくこちらの求人を選びたいのですが、難しいですよね?」
ここでのポイントは、時給アップが難しい場合は他社で契約する可能性があると匂わせること。この魔法の言葉を使えば、かなり高い確率で、「時給交渉できますよ~!」と快諾してくれます。
逆に、ここで時給交渉しないと他社にあなたが取られてしまうので、そうなると派遣会社には一銭の利益も残りません。それよりも、派遣会社としては、派遣先に交渉して時給を上げてもらうか、交渉がダメでも派遣会社自身が身銭を切って(マージンをもっと低くして)時給を上げるという対応をした方がマシなのです。
最初から時給の上限ギリギリで提示している求人だと難しいこともありますが、経験上、+50円であれば、結構簡単に時給を上げてもらいやすいです。
+100円だと、私の経験上、成功確率が20~30%くらいと低めなので、特に派遣求人が多くない地域であれば、+50円くらいの時給交渉がおすすめです。

介護業界では、適正な給料(時給)が全国的にちゃんと決まっているので、相場からかけ離れた高い時給で給料を施設側が支払い続けることは、物理的に不可能です。なので、行き過ぎた時給交渉はおすすめしません。

少なくとも『ミラクス介護』や『スタッフサービスメディカル』の2つであれば、時給交渉も強いので、まずはこの2社で比較してみるのがおすすめです。
介護派遣のメリット・デメリット|悪い所もしっかり解説
私が実際に派遣として働いてみて感じたメリット・デメリットを簡単にまとめると以下の通り。
メリット | デメリット |
---|---|
1.色んな職場を経験可 2.ワガママなシフトでもOK 3.パートよりも高時給 4.合わなければ派遣先の変更可 5.正社員に切替やすい 6.社会保険/福利厚生が充実 7.無料で資格が取れる 8.人間関係が直雇用より気楽 9.サービス残業が無い 10.翌週からすぐ働ける 11.日払い/週払いがある | 1.退職金・賞与が出ない 2.派遣切りの可能性が… 3.きつい仕事を任されることも 4.風当たりが強いことも 5.仕事ができて当たり前と見られる 6.処遇改善手当が無い |
まずは、介護派遣のメリットについて、解説していきます。
介護派遣のメリット【11選】
【メリット①】色んな職場を経験できる
当時の私は「色々な所で経験を積みたい」と考えていました。介護派遣だと、スキルアップとともに、色んな職場を見ながら自分に合った介護施設を決めることができます。しかも、同じ派遣会社内であれば、派遣先を何度変えたとしても転職したとはみなされないので、職歴が汚れないのは、大きなメリットだと言えます。
【メリット②】ワガママなシフト希望でもOK
パートや正社員などの直雇用だと、どうしても職員の足並みを揃える必要があるので、職場によっては、無理してシフトに入らないといけなかったり、土日祝は出ないといけなかったりと窮屈です。一方で、派遣だと、日勤だけ・週3~4日勤務・土日祝休み・夜勤なしと言ったワガママなシフト希望を出せる点がメリットだと感じます。
【メリット③】派遣はパートより高時給
私の経験上、パートより派遣の方が200~300円ほど時給が高いです。しかも、ほとんどの派遣会社が交通費の全額支給をしています。正社員の給料と比較すると、正社員はボーナスも出るので、年収でみると正社員の給料の方が高いですが、時給換算では派遣の方が正社員よりも高かったりします。
【メリット④】合わなければ派遣先を変えられる
直雇用だと、すぐに転職すると短期離職歴がつくので、もし職場が合わない場合はすぐに辞めれずしんどい思いをします。一方で、派遣だと最短2か月で派遣先を変えることができるので、合わなければ職歴を汚さず別の派遣先に変えられるという点は、非常に大きなメリットです。
『MC介護のお仕事』に関しては、1日だけの単発スポットや1ヶ月以内の短期派遣を専門に紹介してくれるので、単発・短期で介護派遣を探しているという方は検討してみてください。
【メリット⑤】介護派遣は正社員へ切替えやすい
他業界だと、派遣から正社員への切替えは難しかったりしますが、介護業界だと派遣から正社員になるのは簡単です。実際に私の周りでも、介護派遣を転々として良い職場に巡り合えた段階で、正社員へ切り替えた人は多いです。
【メリット⑥】社会保険や福利厚生が充実


「週20時間以上の勤務」など縛りはありますが、派遣は厚生年金や健康保険、雇用保険などの社会保険に入ることができます。また、有給や産休・育休などの福利厚生も充実している点は安心できます。
【メリット⑦】無料で介護資格が取れる
介護の大手派遣会社9社の内、『スタッフサービスメディカル』『かいご畑』『きらケア派遣』『ナイス介護』『ベネッセMCM』の5社が、初任者研修などの資格を、働きながら無料で取れる支援制度があるので、特に無資格の方には大きなメリットです。
無資格者の場合でも、ハローワークから直接応募するより、派遣→正社員というルートの方が就職は楽ですし、ほとんどの派遣会社で無料の資格取得制度があるので、派遣で働きながら介護資格を取って、取得後すぐに資格手当を給料に反映させることができるのも、派遣のメリットだと言えます。(※直雇用だと資格手当の給与反映が半年~1年かかる所が多い)

私の知る限り、この大手5社の中で、一番受講の条件のハードルが低く、無資格向けの派遣求人数が最も多いのは『スタッフサービスメディカル』で、しかも初任者研修だけでなく実務者研修資格も無料で受講できる点も特徴的です。
【メリット⑧】人間関係が直雇用より気楽
派遣は社内会議や社内旅行に参加する機会が少ないので、直雇用の職員と比較すると仕事とプライベートの公私混同が無い分、人間関係は直雇用よりも気楽だと言えます。また、直雇用と比べると、有給消化もしやすく、シフトも気軽に変更できるという点も気楽です。
【メリット⑨】サービス残業が無い
派遣は分刻みで時給が発生するので、直雇用の職員と違って、サービス残業という概念がありません。派遣先は派遣会社との契約で、「15分毎に時給が発生します」という感じで言われているので、ほとんどの場合、派遣はサービス残業無しで定時に退社できます。
【メリット⑩】翌週からすぐ働ける
派遣会社に登録すると、すぐに派遣求人を紹介してもらえますが、良い求人があれば派遣会社の担当者と一緒に派遣先に面談に行って、採用が決まる流れです。面談時に「翌週からすぐに働いて欲しい」という派遣先がほとんどなので、翌週からすぐに働けるという点はメリットです。
【メリット⑪】日払い/週払い制度がある
通常、直雇用だと給料日は月に1回ですが、派遣だと日払いや週払い制度が活用できます。大手9社の中で、日払い/週払いが共に可能な介護派遣会社は『きらケア派遣』『ナイス介護』『ウィルオブ派遣』の3つ、週払いが可能な介護派遣会社は『ミラクス介護』『ベネッセMCM介護』『ツクイスタッフ』『かいご畑』の4つです。
※『スタッフサービスメディカル』と『MC介護のお仕事』の2つだけ日払い/週払い制度がありません。
介護派遣のデメリット【6選】~悪い所もしっかり解説~
【デメリット①】退職金・賞与が出ない
介護派遣の最大のデメリットは、退職金や賞与が出ないという点です。職場によっては、正社員だけでなくパートにも賞与を出す所もあるので、賞与が出ないのは派遣の大きな痛手だと言えます。
将来的にもらえる退職金のことまで考えると、派遣よりも直雇用で働き続けた方が、最終的にもらえるお金は多くなることも。派遣で働いてみて、良い職場に出逢えれば、早めに直雇用に切り替えるという方法が個人的にはおすすめです。
【デメリット②】派遣切りや契約更新されない可能性がある
介護派遣のデメリットとして、派遣切りや契約更新されない可能性があることが挙げられます。しかし、介護業界は他業界よりも圧倒的に人手不足しているので、派遣切りに遭う可能性は極めて低いです。

もし仮に契約が更新してもらえない状況になった場合でも、介護派遣会社が切り目なく次の派遣先を紹介してくれることがほとんどです。
しかし、タイミングによっては目ぼしい派遣求人が無いことも考えられるので、派遣切りや契約更新されなかった時の「つなぎ」として、単発や短期派遣を専門に紹介してくれる『MC介護のお仕事』にも登録しておくことを強くおすすめします。
『MC介護のお仕事』は面談なしで派遣先を紹介してくれますし、万が一の時でも切れ目なく安定的に仕事が続けられるだけでなく、空いた日に副業やダブルワークといった働き方も可能になります。
→MC介護の公式サイトはこちら「医療系・介護系求人」が豊富で、「単発(スポット)・短期求人」が見つかりやすいと口コミで評判のメディカル・コンシェルジュが運営する『MC介護のお仕事』。介護士ママちょうどメイ[…]
【デメリット③】きつい仕事を任されることもある
私が介護派遣をする前、「時給が高い分、きつい仕事だけ任されるのかな…」「仕事内容がかなり大変だったりして…」と不安でした。

実際に介護派遣で働いてみてわかったことは、派遣の仕事内容は社員さんと変わりませんし、むしろ、PCの入力業務が無く、スタッフ会議にも参加しなくてOKな職場だったので、仕事量的には社員さんよりも楽でした。
派遣先としても利用者さんの安全を守る責任がある以上、外から来た派遣スタッフにいきなり入浴介助や排せつ介助だけ任せるのは危険なので、派遣にきつい仕事だけを任せるような派遣先は少ないのが現状です。
しかし、ほんの一部の派遣先では、「派遣は倒れるまで使いまわす」と考えている所があるのも事実なので、そういった派遣先に運悪く当たってしまうと仕事は大変。
私の経験上、こういった一部の悪質な派遣先に当たらないための回避方法としては2点、「①施設見学で見分ける」ことと、「②良質な派遣会社を選ぶ」ことの2つのポイントを押さえることで、リスクを極力避けることできます。
「①施設見学で見分ける」点については、派遣応募の際には必ず施設見学ができるので、施設の雰囲気や施設長の人柄を見ることで、派遣先の良し悪しが分かります。

「②良質な派遣会社を選ぶ」の注意点については、とにかく利益至上主義は派遣会社だと、マッチングを考えずに派遣契約させようと必死で、どんな派遣先であろうと紹介してくるので、そういった悪質な派遣会社を選ばないことが最も重要です。
本ページで紹介している「介護士ママが決めた介護派遣ランキング」の『1位ミラクス介護』『2位スタッフサービスメディカル』『3位MC介護のお仕事』辺りであれば、派遣先選びもしっかり協力してくれました。
【デメリット④】風当たりが強いこともある
先にお伝えしておくと、私がこれまで経験してきた職場で、「あの人は派遣だから」とひどい扱いを受けたことや、大切にされなかったという経験は、一度もありません。むしろ、人間関係は派遣や社員に関わらず良好でした。
よく、テレビやネットで派遣の悪い噂を見たり聞いたりすると不安になる気持ちは痛いほどわかりますが、介護業界はメディアで言われているほど人間関係は実際悪くなく、どちらかというと働いている人は温和で優しい人の方が大半です。
ただ、私の友人でも何人か派遣で働いている人がいますが、「パートよりも時給が高いと嫌味を言われることがある」という話は聞きます。これも、職場からの風当たりが強いというわけではなく、大半の社員さんは良い人だけど、ごく一部のパートさんからの扱いが微妙…という感じだそうです。

【デメリット⑤】仕事が出来て当たり前と見られる
これは私も経験がありますが、派遣先では社員さんから「派遣は仕事が出来て当たり前」と見られることは多いです。現場で派遣に求められるものは即戦力。なので、全く仕事が出来ないと、「派遣なのに仕事を教えないといけないの…」と思われるのが、正直な反応だと感じます。
特に、最近では未経験でも応募可能な派遣求人が、以前よりも増えてきましたが、派遣会社や派遣先の採用担当者から「未経験でも全く問題ありませんよ!」と言われていたとしても、実態は違います。
実際、その派遣先で働く社員さんには「来週から、派遣さんが1名来るのでヨロシク」くらいしか伝えられないので、いざ、自己紹介で「未経験ですが、頑張ります!」と言っても、社員さんにしてみれば「え、派遣なのに未経験なの?」と感じざるを得ません。
もし、あなたが未経験で介護派遣に挑戦するということであれば、肩身の狭い思いをする可能性があるので、それが絶対に嫌という方には派遣はオススメしません。未経験で肩身の狭い思いをするのが嫌という方であれば、『マイナビ介護職』や『ジョブメドレー』でパートや正社員などの直雇用の求人を探すのが無難です。

これまでの話をまとめると、ある程度仕事ができる方であれば、派遣の方が働くメリットは大きいです。
「でも、仕事が出来る人って言っても、どれくらいの経験が必要なの?」という方のために、これは私の感覚値になりますが、最低でも1年以上、できれば2年前後の現場経験があれば大丈夫。
経験が1年未満でも派遣に挑戦するのはアリですが、その場合は「仕事が出来て当たり前と見られる」のは覚悟の上で心の準備をした方が、実際に働き始めた時は楽に感じるはずです。
それでも、「ちょっと不安…」という方は、最初から無理に派遣で働かずに、もうしばらくはパートや正社員などの直雇用で経験を積んでから派遣に挑戦するのがおすすめです。直雇用であれば『マイナビ介護職』や『ジョブメドレー』で探すのが、個人的には一番良い求人が見つかりやすかったです。
【デメリット⑥】処遇改善手当が無い
処遇改善手当とは、国から事業所に「介護職員の給料、このお金を使って増やしてくださいね~」と渡されたお金を、事業所が介護職員に給料の一部として支払っている手当のことです。
パートや正社員などの直雇用の介護職として働いたことがある方なら、給料明細に「処遇改善手当」という項目を見たことがあるかもしれませんが、派遣社員の場合も一応、派遣会社と合意が取れれば派遣元から処遇改善手当を支払ってもらえるとされています。
確かに派遣会社によっては、派遣の処遇改善手当は交通費や皆勤手当ての一部として支給されることもあります。

派遣の高時給に加えて処遇改善手当ももらえればベストですが、処遇改善手当がもらえる代わりに時給が低めという派遣求人も多いので、処遇改善手当があっても無くても支払われる時給の総額はあまり変わらない印象があります。
もし気になる方は、応募前に、処遇改善手当が支払われる求人かどうかを派遣元に確認するようにしましょう。
以上、介護派遣のメリット・デメリットをまとめると、
メリット | デメリット |
---|---|
1.色んな職場を経験可 2.ワガママなシフトでもOK 3.パートよりも高時給 4.合わなければ派遣先の変更可 5.正社員に切替やすい 6.社会保険/福利厚生が充実 7.無料で資格が取れる 8.人間関係が直雇用より気楽 9.サービス残業が無い 10.翌週からすぐ働ける 11.日払い/週払いがある | 1.退職金・賞与が出ない 2.派遣切りの可能性が… 3.きつい仕事を任されることも 4.風当たりが強いことも 5.仕事ができて当たり前と見られる 6.処遇改善手当が無い |
というのが、私が実際に介護派遣で働いてみて感じたメリット・デメリットになります。
介護派遣に向いている人・向いていない人とは?
介護の派遣は、他業種の派遣と比較すると安定している方なので、ちゃんと仕事が出来ていれば派遣切りや契約更新なしということは割と少ないのが実態です。

介護派遣に向いてる人【4選】
- 時給面の優先順位が高い人
- ワークライフバランスを取りたい人
- 派遣で働いてみて直雇用へ切替えたい人
- 責任の少ない仕事で気楽に働きたい人
順に解説していきます。
①時給面の優先順位が高い人
優先順位が「年収」であれば正社員の方がボーナスもあるので良いですが、「すぐにお金が必要…」という方であれば、高時給で、しかも日払い・週払いなどの給料前払い制度のある派遣の方が、都合の良い働き方だと言えます。
②ワークライフバランスを取りたい人
介護派遣だとサービス残業なしで、直雇用の社員さんよりも有給消化がしやすく、職場で公私混同するということがあまり無いので、「仕事とプライベートはちゃんと分けたい」という人に介護派遣は向いています。
③派遣で働いてみて直雇用へ切替えたい人
「直雇用で働きたいけど、ブラックだったら…」「人間関係がギスギスしていたら…」と考える人は多いもの。介護派遣は、派遣から直雇用に切り替えやすい業種なので、「派遣で一度働いてみて、職場の雰囲気をみてから直雇用にするかどうかを判断したい」という方に、派遣は向いています。
④責任の少ない仕事で気楽に働きたい人
派遣の仕事内容はほとんど社員さんと変わりませんが、責任のある仕事は任せてもらえないことも多いので、「できるだけ責任の少ない仕事で、直雇用よりも気楽に働きたい」という人に向いています。

介護派遣に向いてない人【3選】
- 時短で安定的に働きたい人
- 夜勤専従で安定的に働きたい人
- キャリアアップを目指す人
順に解説していきます。
①時短で安定的に働きたい人
例えば、私のように小さいお子さんがいて、子どもを保育園に預けている間に、家事洗濯買い物を済ませて、その空いた時間で働きたい!という方だと、9時~15時の時短勤務であれば、平日毎日働けるママも少なくありません。
しかし、介護派遣は、土日祝日休み、日勤のみ、週3~4日といったシフト希望は出せても、時短勤務OKの派遣求人は少なかったりします。時短で安定的に働きたいという人は、パートの方が時短勤務OKの求人が多いので、派遣はおすすめしません。
時短勤務OKのパート求人は『ジョブメドレー』が一番見つかりやすいので、「子育てと両立させながら時短勤務で安定的に働きたい」という方は、派遣ではなくパートの方が良いかなと感じます。
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②夜勤専従で安定的に働きたい人
夜勤専従は高時給な点は大きなメリットですが、2か月くらいの短期雇用で、契約更新されないことも多いため、同じ職場で働き続けるのは難しいです。
夜勤専従であれば、派遣ではなく、正社員などの直雇用で採用された方が安定的に働けます。直雇用の夜勤専従求人は、私の経験上『マイナビ介護職』が一番多くて質も良かったです。
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③キャリアアップを目指す人
もし、今後施設長や管理職を目指したいという方であれば、派遣はおすすめしません。なぜなら、派遣からのキャリアアップはほとんど無いからです。
ただ、「派遣で施設内の雰囲気をみてから正社員になる」という考え方であれば、良い職場だと確信をもってから、その職場でキャリアアップできるので、この道筋であれば派遣から始めるのはアリかなと思います。
以上3つ、介護派遣のデメリットについて触れていきました。

もちろん、変な雰囲気の派遣先も存在するので、そういう派遣先に当たってしまうと人間関係が大変だったりしますが、事前に派遣先の施設見学ができるので、そこで「この職場だったら、働く人を大切にしてくれそうだな」という視点で派遣先を選べば、働きやすい職場を選びやすいのかなと、個人的にはそう考えています。
施設見学して、「この派遣先、微妙だな…」と感じれば、無理に働かなくても良いですし、派遣先から内定承諾をもらえても断ってOKです。
もし、「派遣をしようか迷っている…」ということであれば、すぐに派遣として働く必要はないので、まずは①派遣に登録してみてどんな職場があるのか見て考える、②良さそうな派遣先があれば施設見学する、それから派遣をするべきか判断すれば、失敗を極力減らせます。
介護派遣の登録から仕事までの流れ【5ステップ】
派遣の登録自体は、1~2分で終わるので割と簡単です。
登録から仕事までの流れは、こんな感じ。
- 登録 ※派遣会社の一覧はこちら
- 派遣会社から電話
- 求人紹介
- 施設見学・面接
- 仕事スタート
順に解説していきます。
①登録
まずは、派遣会社に登録する必要があります。「どこから登録すべき?」と迷うかもしれませんが、少なくとも2社以上、同時に登録するのが高時給を狙う方にはおすすめ。

人気な派遣会社一覧から、気になる派遣会社を見つけて同時に登録しましょう。
②派遣会社から電話
平日であれば、登録して1時間以内くらいで、派遣会社の担当者から電話がかかってきます。聞かれる質問内容としては、介護経験、資格、応募したきっかけ、希望時給や条件の有無、他社の利用はあるか、などを聞かれるので、大体10~20分くらいかかります。
特に、①他社の複数利用と②希望時給の2点はしっかり伝えるようにしましょう。
③求人紹介
求人紹介は、初回電話ヒアリングの当日~翌日中に探してきてくれることがほとんど。人気な派遣求人ほどネット上では出回らないので、新着求人や、非公開求人から紹介してもらうのが、個人的にはおすすめです。
紹介された求人が微妙であれば、無理に応募する必要はありません。気になる求人だけ「施設見学できませんか?」という感じで担当者に伝えるようにしましょう。
④施設見学・面接(面談)
気になる求人を担当者に伝えると、1週間前後で施設見学の日程を組んでくれて、施設見学当日はこの担当者も同伴になります。
ほとんどの場合、施設見学という名目で、ついでに派遣先の担当者と面談(面接)になりますが、事前に派遣担当者が面接対策や履歴書チェックはしてくれるので、この点はあまり心配する必要はありません。
介護施設によって、カジュアルの服装がよかったり、フォーマルな服装がよかったり、施設の採用担当者の性格によって変わることが多いので、どの服装が良いかは派遣担当者に確認するのが1番おすすめです。
⑤仕事スタート
施設見学・面談当日に、「翌週から働けますか?」という感じで即採用する場合もありますし、「翌月1日からお願いします」となる場合もありますが、大体1週間~3週間以内で仕事スタートという流れ一般的です。

介護の人材派遣会社一覧【人気9社の比較表】

総合評価 | 求人数 | 時給 | 地域 |
---|---|---|---|
【1位】 ミラクス介護 ↓↓ 行ってきた | ◎ | ◎ | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、大阪、京都、兵庫、奈良、三重、滋賀、和歌山、愛知、静岡、岐阜、三重、福岡、北海道 |
【2位】 スタッフサービスメディカル ↓↓ 行ってきた | ◎ | ◎ | 全国 |
【3位】 MC介護のお仕事 ↓↓ 行ってきた | 〇 | 〇 | 全国 |
【4位】 ツクイスタッフ ↓↓ 行ってきた | ◎ | △ | 全国 |
【5位】 介護ワーク(ウィルオブワーク) ↓↓ 行ってきた | 〇 | △ | 全国 |
【6位】 ベネッセMCM介護 ↓↓ 行ってきた | △ | 〇 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、奈良、兵庫、愛知、岐阜、三重、岡山 |
【7位】 きらけあ派遣 ↓↓ 行ってきた | △ | 〇 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、大阪、京都、奈良、兵庫、愛知、静岡、広島、福岡、北海道、宮城県 |
【8位】 かいご畑 ↓↓ 行ってきた | △ | △ | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、愛知、岐阜、静岡、広島、山口、福岡、佐賀、北海道、宮城、岡山、山梨、新潟 |
【9位】 ナイス介護 ↓↓ 行ってきた | △ | 〇 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、新潟、石川、長野、山梨、愛知、静岡、岐阜、三重、岡山、広島、愛媛、香川、福岡、長崎、熊本、鹿児島、北海道、岩手、宮城 |
※時給は東京都内の各社マージン率で比較(2019年度)
介護派遣を始める前に、私が知っておきたかったコト【4選】
介護派遣を始める前の私が持っていた疑問点は以下の4つ。
「派遣で副業や掛け持ちはできる?」
「単発・短期の介護派遣の仕事はある?」
「未経験・無資格でも仕事は勤まる?」
今だからわかることもあるので、順に解説していきます。
派遣でも介護福祉士の受験資格はもらえるの?
介護福祉士の受験資格として3年以上の実務経験が必要ですが、パートやバイトはもちろん、介護派遣も実務経験として認めてもらえます。
※参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「受験資格」

介護派遣で副業や掛け持ち(ダブルワーク)はできるの?
派遣という働き方を選択する人の中には、収入を増やしたいから掛け持ち(ダブルワーク)前提で派遣を始める、という方も多いと思います。実際に、私の周りでも副業や掛け持ちで介護派遣をやっている20代の若い子はチラホラいます。
働き方としては、日中はA派遣会社のデイで働いて、夜勤専従でB派遣会社で働くといった感じです。
基本的には、体力に自信が無い限り、介護派遣の掛け持ちはおすすめできませんが、「ダブルワークでがっつり稼ぎたい!」という方だけ挑戦するのはアリかなと。すごい人は、月40~50万稼ぐ方もいます。
注意点としては、『スタッフサービスメディカル』では副業・掛け持ちを禁止しているので、もし副業・掛け持ちをするのであれば、『ミラクス介護』と『MC介護のお仕事』の2つを組み合わせて使うのがおすすめです。
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単発スポットや短期の仕事を紹介してくれる介護派遣会社はある?
単発スポットや1ヶ月以内の短期のお仕事を紹介してくれる派遣会社は、『MC介護のお仕事』と『ベネッセMCM介護』の2社だけ。
『ベネッセMCM』は関東・関西・東海だけと利用可能エリアが少なく、求人数的にも多くないので、個人的には『MC介護のお仕事』の方が全国で利用できて求人数も多かったのでおすすめです。
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未経験・資格なしでも介護派遣は勤まる?
最近では未経験・無資格でもできる介護派遣の求人は増えていますが、無資格未経験者がいきなり即戦力を求められる派遣現場に行って迷惑にならないか、特に介護初心者の方だと心配になるかと思います。
私の経験上、派遣先の採用担当や派遣元の営業担当者が「未経験でも大丈夫ですよ~」と言っていたとしても、実際、現場で働く社員さん的には「派遣=即戦力」と考えていることがほとんどなので、最初は苦労することが多いかなと感じます。
しかし、時間とともに介護スキルは必ず身につきますし、未経験無資格でも派遣スタッフに丁寧に仕事を教えてくれる所も多いので、どちらにしろ根気があれば大丈夫です。
介護派遣の最新事情ですが、コロナの影響で最近は未経験無資格者向けの求人はかなりの数が減っていて、特にデイサービス系の求人は激減しています。
もし、未経験無資格が原因で「紹介される派遣求人が少ない…」という場合は、コロナが落ち着くまではしばらく『マイナビ介護職』や『ジョブメドレー』で直雇用求人を探して、派遣求人が増えてきた段階で派遣に切り替えるという戦略がおすすめです。
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どちらにしろ、もし「初心者から介護派遣を始めるのが不安…」ということであれば、まずは施設見学で現場をみて判断するのがおすすめです。

介護派遣の口コミ評判【5選】

私の体験談の感想だけでは、偏った口コミ評判になる可能性もあるので、他の口コミ評判も参考にして介護派遣を始めるべきか検討するようにしましょう。
福岡:H.M(43歳/女性)の口コミ評判
特養正社員を5年、老健パートを2年経験して、介護派遣に切り替えました。子どもも小さかったので、できるだけ時間の融通の利く働き方がしたかったことと、時給面を優先したとき、派遣という働き方に挑戦しようと思いました。
私の最初の派遣先はデイで、特養、老健を経験してきていたので業務的に困ることはほとんどなく、むしろ楽に感じることが多かったです。例えば、派遣は利用者さんの担当につかなくてもよく、申し送りを書かなくてもよかったりと、業務量的に少なくなりました。
人間関係も思ったよりなんともなく、最近も施設長から「社員にならないか」というお誘いがありましたが、もう少し子どもが大きくなってから検討したいと伝えました。派遣から社員にもなれるので、その点は介護派遣にメリットだと思います。
愛知:F.M(27歳/女性)の口コミ評判
私は未経験から介護派遣(特養)を始めましたが、最初は覚えることも多く、1日が終わった後はヘトヘトになって、お家で椅子から立ち上がることができないくらい疲れました。体力が無い人はデイの方がおすすめですが、私の場合、時給面を重視していたので特養+派遣を選びました。
空いた日に、ダブルワークで副業している友人もいましたが、私は体力的に掛け持ちはしませんでした。夜勤ありの特養派遣(週5日)で未経験無資格でも月給25万前後は出ていました。介護福祉士を持っていると、月給30万を超えるので、現在は資格取得に向けて空き時間を使って勉強中です。
神奈川:H.R(33歳/女性)の口コミ評判
子どもがいるので夜勤はできない、と始めた介護派遣。老健であれば割と高時給で、日勤のみの勤務もできて残業も無いので、パートよりは派遣の方がおすすめです。たま~に、癖の強いお局さんもいるけど、仕事を坦々とやっていれば何も言われないので、私は派遣の方が働きやすい。
奈良:A.E(40歳/女性)の口コミ評判
これまで病院、老健、グループ、小多機で派遣を経験していますが、初心者からいきなり病院、特養、老健に入ると、入浴介助と排泄誘導メインになるので体力的に結構しんどい。慣れてきたらマシだけど、私の場合最近はもっぱら地域密着型の小さめな施設の方が肌に合っていると思います。
広島:S.M(46歳/女性)の口コミ評判
私が最初に勤めた派遣先は最悪…派遣なのに休ませてくれないし、夜勤明けの遅番シフトを組まれることもしょっちゅうで、上が派遣を良いように使おうという意図がとても伝わってきました。
営業担当に相談しても、「期間満了までもう少しなんで」と聞き入れてもらえず、派遣会社の質も良くなかったので、本当に派遣元選びは大事だと骨身にしみました…
以上が、介護派遣経験者の口コミ評判です。

パート 正社員 派遣
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実際の求人数 4.0 思いやり 5.0 担当者の理解度 5.0 求人の情報量 4.0 交渉力の高さ 5.0 利用しやすさ 5.0 総合 4.7 ミラクス介護(旧スマイルサポート介護)は、私が最も多用していて、必ず利用しています。ミラクス介護の特徴的な点は、介護派遣会社の中で最も高時給で長期間利用するほど条件が良くなっていくのは魅力的。釣り求人も少なく、担当者の質に関しては一番良かったです。
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「未経験・資格なしOK」の求人が豊富で、「30代・40代・50代の中高年」に人気があり、派遣求人に関しては業界トップクラス。実際の求人数 5.0 思いやり 3.0 担当者の理解度 4.0 求人の情報量 3.5 交渉力の高さ 4.0 利用しやすさ 2.0 総合 3.6 スタッフサービス・メディカルは、派遣に絞って求人を探すのであればNo.1だと感じます。正直、電話がかなりしつこいので、その点は微妙ですが、派遣会社の中では倍近い派遣求人を紹介してくれて、しかも他社と比べても高時給案件が多いので、時給と求人数重視という方に最適です。
- 3.4
パート 正社員 派遣 単発・短期
介護・医療系の派遣会社の中で、唯一「単発スポット・短期」の派遣求人が見つかります。書類選考なし・面接なしで応募できるので、単発・短期案件を探している方にはピッタリです。
実際の求人数 3.0 思いやり 4.0 担当者の理解度 2.0 求人の情報量 3.0 交渉力の高さ 3.0 利用しやすさ 4.0 総合 3.4 MC介護のお仕事は、単発・短期求人に特化している唯一の派遣会社なので、副業やダブルワークとして単発スポットの仕事を探していたり、転職するまでの「つなぎ」として短期の仕事を探しているのであれば、MC介護が最適です。また、失業保険給付期間で週20時間以下のバイトをしたいという場合にもおすすめです。