介護ワーカーを使ってみた！評判口コミ,求人の質,メリット/デメリットを本音でレビュー

介護士から４年連続楽天リサーチNo.1の支持率、求人数が国内最大級で、全国29拠点で地域密着型の転職サポートに定評があると口コミで評判の株式会社トライトキャリアが運営する『介護ワーカー』。

公式サイト：https://kaigoworker.jp/

転職時に一度、利用したことがあります。

【プロフィール：運営者】
現在40歳、息子2人と旦那の4人家族。お笑い好きで、趣味は海外ドラマ鑑賞とイラストを描くこと。未経験で介護職に転職、介護福祉士。旦那が転勤族なので、職場を転々としながら、介護転職に役立つ情報を配信中。
>> プロフィール詳細

私はこれまでに、数多くの求人サイトやエージェントを利用してきているので、失敗経験も多いですが、だからこそ本当に良い所も悪い所も知っています。

これまでに利用した所は、30社以上。

『介護転職7回の私が本当に役立った！おすすめ転職サイトランキングTOP７』の中でも紹介していますが、介護ワーカー（カイゴWORKER）はTOP７にはランクインしておらず、圏外。

私が実際に利用してみた経験から、介護ワーカーはどちらかというと有資格者・経験者向けのエージェントで、競合他社と比較すると実際に紹介される求人数がそれほど多くなかったので、最初に利用すべきエージェントではないというのが、私の感想です。

ただ、求人の質的には、実際に利用してみて悪くはなかったので、どうしても気に入った求人が見つからないという場合に利用するのはアリ。

このページでは、私の経験を踏まえ、介護ワーカーの特徴や強み、実際に利用してみた感想、利用するメリット・デメリット、注意点、ネット上の口コミ評判をまとめています。

この記事を最後まで読んでいただけば、介護ワーカーを利用すべきかどうかがハッキリわかるはず。

では、行きます。

介護ワーカーは利用すべき？複数他者と比較した私の結論

数ある介護専門エージェントの中で、介護ワーカーの私の位置づけは、「可もなく不可も無く…」という所。

介護ワーカーと言えば、求人数がとにかく多くて、介護士からの人気度も高いと定評はありますが、実際に利用してみると、求人がイマイチ…

実際に紹介された求人数はそれほど多くなく、どこでも目にするような大手求人がメインだったので、その点が微妙でした。

複数他者の実際に利用して比較した私が「介護ワーカーは利用すべき？」という疑問に答えるならば、答えは「NO」です。

言い換えると、介護ワーカーは、それほど悪いエージェントでもないけど、『マイナビ介護職』や『ミラクス介護』など、もっと良いエージェントがあるので、最初に利用すべきエージェントではないというのが、私の結論です。

＞＞介護転職7回の私が本当に役立った！転職サイト・転職エージェントのおすすめ比較ランキングTOP７

では、介護ワーカーの特徴や強みを踏まえつつ、複数他者と比較した結果を解説していきます。

介護ワーカー（カイゴWORKER）とは？

介護ワーカーとは、株式会社トライトキャリアが運営する人材紹介・人材派遣会社で、介護のパート・正社員・派遣・紹介予定派遣などの求人を就職サポート付きで紹介してくれます。

以前は『カイゴWORKER』というサービス名で運営していましたが、2020年11月1日付で、社名を株式会社ティスメから株式会社トライトに変更したと同時に、サービス名も『カイゴWORKER』から『介護ワーカー』へ変更となりました。

変更はありましたが、『介護ワーカー』のサービス自体はそのままなので、介護転職サイトとしては老舗と言えます。

介護ワーカーの特徴

『介護ワーカー』の特徴は、何といっても、介護職からの支持率がNo.1という点です。

これだか介護士に指示されている理由としては、

が人気の理由ということ。

私も経験がありますが、特に求人をゴリ押ししてくるエージェントは本当に困りもの。良いエージェントは絶対にそんなことはしません。

あと、交渉力の高さはエージェント選びで重要なポイントです。悪いエージェントだと、本当に何もしてくれませんが、良い所は、時給アップの交渉などもスムーズに進めてくれます。

それに「求人の内部情報まで提供」してくれるエージェントは、更に貴重です。普通、求人サイトなどで求人を検索すると、時給面や勤務時間、仕事内容などは詳細に書かれていますが、職場の雰囲気や人間関係、利用者さんへの接し方など、ソフト面については分かりづらいもの。

しかし、良いエージェントであれば、職場に訪問取材していたり、採用担当者と密にやり取りしていたりするので、職場の内部情報まで、詳細に教えてくれます。

また、『介護ワーカー』のようなエージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成を手伝ってくれるので、「頑張って応募書類を作っているけど、いつも的外れな志望動機を書いてしまう…」というような時間の無駄が無くなるのが魅力的。

介護ワーカーでは、希望すれば面接への同行もしてくれるので、「あがり症で面接で上手く話せない…」という方には心強いサービスです。

介護ワーカーのサービスの特徴は、就職活動の面倒くさい流れを全面的にサポートしてくれる点にあると言えます。

ただ、『介護ワーカー』を実際に利用した私の本音を言うと、「介護転職7回の私が本当に役立った！転職サイト・転職エージェントのおすすめ比較ランキングTOP７」の記事内でもご紹介しているように、エージェントとしてベストではなかったので、最初に利用すべきエージェントではないと感じました。

しかし、いくつかの点においては『介護ワーカー』の強みがあります。

介護ワーカーの３つの強み

私が実際に『介護ワーカー』を利用してみて感じた強みは、以下３つ。

順に解説します。

【強み１】人材紹介も人材派遣も両方ある

『介護ワーカー』には、「人材紹介（パート、正社員など）」と「人材派遣（派遣、紹介予定派遣など）」の２つのサービスがあります。

一般的に、『介護ワーカー』のようなエージェントは、「人材紹介」しか行っていないことが多いですが、『介護ワーカー』の場合、派遣会社として「人材派遣」も行っているので、パート、正社員、派遣、紹介予定派遣など、幅広く求人を紹介してもらえるという強みがあります。

私も過去に、「パートか派遣かで迷う…」という時期があったのでよくわかりますが、こういった場合でも、人材紹介会社と人材派遣会社の２つに登録する必要は無く、『介護ワーカー』1社に登録するだけで事足ります。

『介護ワーカー』と似たエージェントとして『ミラクス介護』が挙げられますが、個人的には、『ミラクス介護』の方が利用した満足度は高かったです。

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【強み２】正社員の求人数が多い

介護ワーカーの公式サイトに掲載されている求人数は77,276件（※2021年5月時点）で、他社と比較してもかなり多い方です。

求人の種類の内訳を調べてみると、「正社員」求人が大半を占めていることがわかります。

ちなみに、正社員、パート、派遣求人の内訳はこんな感じ。

上の図のように、求人の割合が正社員63％、パート25％、派遣12％ということを考えると、介護ワーカーは正社員求人に強いと言えます。

実際に利用してみて、全ての求人が多いかと言えばそうでもなく、パートや派遣など主婦層に人気があるような求人は少なかったです。

パート希望であれば『マイナビ介護職』、派遣希望であれば『ミラクス介護』の方が、断然求人は見つかりやすいので、希望によって使い分けるようにしましょう。

逆に、正社員求人や夜勤がバンバン入るような求人は多かったので、正社員希望の方にとっては心強い味方になると感じました。

職種については、介護職・ヘルパーの仕事がほとんどですが、担当者の方曰く、訪問以外にも、グループホームや有料老人ホーム、特養、老健、デイなどそれほど偏りなく紹介可能ということでした。

【強み３】大阪と地方エリアの求人に強い

介護系の転職エージェント（人材紹介会社）は競合が多く、大手のエージェントほど大都市に拠点を構えているので、地方在住者にとっては求人がみつかりにくいもの。

しかし、介護ワーカーは競合他社が出店しないようなニッチなエリアに拠点を置いているので、地方エリアと大阪エリアは、他社よりもずば抜けて求人数が多い傾向があります。

介護ワーカーの拠点は、

など、18都道府県に渡りますが、この中でも特に、北海道、宮城、新潟、大阪、香川、熊本、鹿児島の７エリアに関しては他社と比較して求人数が多いです。

他のエージェントがほとんど出店していないエリアなので、介護ワーカーを利用するメリットは大きいと言えます。

また、介護ワーカーの本社が大阪というだけあって、大阪府の求人は、1万件以上と他社と比較しても倍以上多いです。

まとめると、大阪と地方エリア在住（※特に札幌、仙台、新潟、高松、熊本、鹿児島）であれば、他社よりも求人数が多いので、介護ワーカーを利用するメリットは大きいと言えます。

介護ワーカーと他社との徹底比較

カイゴジョブエージェントと他社を比較した時、私が「最初に利用すべきエージェントではない」と結論付けた理由としては、主に「求人数の多さ」という点で、他社よりも劣っていると感じたからです。

介護の転職エージェント選びに失敗したくないのであれば、第一に重視すべきことは「実際の求人数の多さ」です。

転職エージェントの公式サイトに書かれてある「業界トップクラスの求人数‼」「10万件以上の求人数‼」という文言は、過去に掲載実績のある求人数を載せているだけ…ということも多く、悪質な所だと釣り求人や空求人がほとんどということもあるので、公式サイトからの情報はあまりアテになりません。

なので、私は「その日に紹介できる求人が、実際どれくらいあるのか？」という「実際の求人数」に着目しています。しかしこの「実際の求人数」に関しては、実際に使ってみないとわかりません。

私の場合、『介護ワーカー』から紹介された求人数は２社だけでしたが、同じ条件で『マイナビ介護職』に探してもらうと、20社分も紹介してくれました。※絞ってやっと12社になりました

このように選ぶエージェントが違うだけで、選べる職場が倍以上変わってくるという事実は知っておいて損はありません。

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一応、主要な介護エージェントが公式サイト等で公開している求人数を基に、グラフを作ってみましたが、他社と比較しても『介護ワーカー』の保有求人数は真ん中ぐらいなので、決して国内最大級の求人数とは言えません。

「介護転職7回の私が本当に役立った！転職サイト・転職エージェントのおすすめ比較ランキングTOP７」の記事内でも紹介していますが、介護系の転職エージェントを最初に利用するのであれば、まずは『マイナビ介護職』と『ミラクス介護』の２つからスタートした方が、失敗は少ないのかなと感じます。

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介護ワーカーの求人とサービスの質は実際どう？【私の体験談】

担当エージェントさんには「通勤30分圏内、日勤のみ、土日休み」という条件で探してもらい、２件の求人を紹介してもらいました。

「日勤のみで土日休みだと、人気度が高いので最近は求人が少なくなってしまっています」

という説明はありましたが、紹介された求人２件の内、「通勤30分圏内、日勤のみ」という条件は全てクリアしていましたが、「土日休み」の案件が１つもなかったので、私の条件にちゃんとマッチした求人はゼロ件…しかも、どこでも目にするような求人だったので、非公開求人が１つも無かった点は残念でした。

一応、担当エージェントの方が頑張ってくれて、そのあと、

「なんとか土日休みでもOKという返事を事業者さんからいただきました！」

と連絡があったので、条件交渉してくれる点は介護ワーカーの良い点だと感じます。

ただ、それでもマッチした求人が1件だけでは少なすぎです。

そう考えると、同じ条件で、私の希望に沿った12求人を紹介してくれた『マイナビ介護職』は、他社と比較しても一番優良求人が多かったので、頭一つ抜き出て凄いと思います。

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カイゴジョブエージェントの求人の質に関して、1件だけで良し悪しを判断するのは難しいですが、紹介された求人は大手法人の求人で、比較的よく目にする求人だったので、特に目新しさは感じませんでした。

ただ、給料面は悪くないので、「正社員職を探している」という方に限って言えば、介護ワーカーの利用は向いていると思います。

介護ワーカーのサービスの質はどう？

介護ワーカーに登録すると専任の担当者が付きますが、私の担当エージェントさんは20代後半くらいの男性スタッフの方で、丁寧で物腰が低い感じだったので、最初の印象は良かったです。

しかも、返信も即レスだったので、連絡上のやり取り面ではストレスを感じませんでした。

介護ワーカーの評判・口コミ【全7件※悪評あり】

ネットに載っている口コミ・評判だけでは信用できないので、私の周りの友人や、実際に介護ワーカーを利用した人の力をお借りして、「本物の口コミ・評判」を集めました！

全体的に、介護ワーカーの口コミ評判はネガティブなものが多く、「電話がしつこい…」「悪質な求人が多い…」という評判が大半を占めています。

では、実際にどんな口コミ評判があったのか見ていきます。

介護ワーカーの良い評判・口コミ【2件】

介護ワーカーの悪い評判・口コミ【5件】

カイゴWORKERの口コミ評判は嘘？実際に利用して分かったコト

ネット上のカイゴWORKERの口コミを見てみると、良い評判は「求人数が多い」という点、悪い評判だと「電話がしつこい…」「営業がゴリゴリ…」という評判が多いです。

しかし、ネット上の口コミ評判というのは断片的なものが多く、匿名性という性質上、ネガティブな書き込みが目立つので、「実際の所どうなの？」という視点でいうと、信頼性に欠けます。

私が実際に介護ワーカーを利用して感じたのは、ネットの口コミ評判には嘘も多く、本当に介護ワーカーを使ったことの無い人が推測で書き込んでいる評判も多いのかなという印象を強く持ちました。

私の結論をまとめると、

というのが、私の実体験。

ただ、上でも少し触れましたが、介護ワーカーは北海道、宮城、新潟、大阪、香川、熊本、鹿児島の７エリアに関しては他社と比較して求人数が多いので、この７エリアであれば、もう少し紹介される求人数は多くなるかもしれません。

以下が、登録からサポートを受けるまでの実際の流れ（時系列）です。

【1日目】登録～担当者からの確認電話

介護ワーカーに登録した時間は16時くらい。そして担当者から登録確認の電話が当日19時にかかってきました。

時間的に夕飯を作っている時だったので、翌日に折り返してもらうようにお願いしました。

【2日目】電話でのヒアリング～求人紹介

翌日14時半、約束していた時間になって電話がかかってきました。相談時間は30分ほどで、担当者は20代くらいの若い女性エージェントさんでした。

質問された内容は、他のエージェントと変わりなく一般的な質問です。

システム的に淡々と条件を聞いていく感じでした。一通り質問が終わると、担当者から

「今お聞きした条件を基に、メールで求人をお送りしますね。」

と言われ、それから約30分後にメールが届き、2件の求人紹介がありました。

通勤時間の希望を「30分圏内」と伝えていましたが、1件はドア・トゥ・ドアで34分、もう1件は8分だったのでその点は良かったですが、希望していたパート求人ではなく、日勤のみの正社員求人だったので、求人内容としては少し残念。

一応、「パート求人の方が良いので、そちらの紹介をお願いします。」と伝えた所、別のパート求人を2件、頑張って探してきてくれました。

時給面が少し低いと感じたので、応募はしませんでしたが、通勤距離や施設の雰囲気等は良かったので、求人の質的にはそれほど悪くはありませんでした。

求人的に微妙だったので、そのまま何もしないで2日経過した頃…

【4日目】営業電話がかかってくる

16時頃、同じ女性担当者から、

「前回お送りした求人はいかがでしたか？」

と営業電話がかかってきました。正直に、「新しくご紹介いただいたパート求人の通勤時間とか雰囲気は良いんですが、時給面がもう少し高い方が良くて…」と伝えると、

「日勤のみでご希望の時給ですと、やはりお探しするのが難しいので、まずは一度事業所さんと面接されてみて、判断するのはいかがですか？」

と少しだけゴリ押し。ヒアリングの際に、「希望時給を重視したい」と伝えていたので、担当者の提案力に関してはあまり高くないのかなという感想を持ちました。

一応、同じ時期に、同じ条件で『マイナビ介護職』で探してもらった所、12件分の厳選された求人を紹介してもらいました。

「紹介できる求人が無いです」と言われて諦めるのと、最初から『マイナビ介護職』のように実際の求人保有数が多いエージェントを選ぶのでは、結果に雲泥の差が出るというのが、私の経験談です。

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電話の最後に、

「またマッチする求人が見つかった際に電話でご連絡いたします。」

と言ってきましたが、「次回以降は電話ではなく、メールでの連絡でお願いします」と伝えると、「承知いたしました」と言われました。

この後からが、営業電話の嵐…

介護ワーカーの、最大の難点は電話が鬼しつこいということ…

私が一番困ったのが、夜8時半に電話がかかってきたり、1日に何度も着信が入っていたりで、営業電話のストレスが凄かった点…

夕方の忙しい時間帯で電話が取れないと、夜8時半までかかってきたり、毎日のように電話があったりと、正直、営業電話はしつこかったです。

あとは、度重なる電話と夜かかってくる電話が嫌になって着信を取らずにいると、別の担当者の知らない番号から電話がかかってくるので、少し厄介です。

電話のしつこさは、口コミ評判通りかなというのが、私の感想です。

あくまでこれは私自身の体験談なので、担当者によって対応は変わるはず。その上で、私の体験談をまとめると、

という感じ。

なので個人的に、介護ワーカーは最初に利用するエージェントとしてはオススメしません。

「介護転職7回で本当に役立った！介護の転職サイトと転職エージェントでおすすめランキングTOP7」の記事内でも紹介していますが、私が実際に利用して良かったエージェントは『マイナビ介護職』や『ミラクス介護』の２つ。

最初に選ぶエージェントは本当に重要です。少しでも良い条件で就職できるように、エージェント選びは慎重に行いましょう。

介護ワーカーのメリット・デメリット【４選】

実際に介護ワーカーを利用してみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

介護ワーカーのメリット【２つ】

介護ワーカーを利用するメリットは以下２つです。

順に解説します。

【メリット１】初任者研修資格が無料になる※大阪限定

介護ワーカーでは、2020年1月から「初任者研修資格」が取得できる資格スクール『介護ワーカーカレッジ』が開講しましたが、資格取得後に介護ワーカーを通して就職が決まれば受講料が完全無料になるという特待生制度があります。

注意点として、まだ『介護ワーカーカレッジ』の歴史は浅く、受講場所も大阪府内だけ（※2021年6月時点）なので、大阪府内で初任者研修資格を取ろうと考えている方にとってはメリットはありますが、それ以外の方にメリットはありません。

個人的には、同じような無料資格取得制度であれば、『カイゴジョブアカデミー』の方がまだマシかなと思います。

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【メリット２】大阪と地方エリアの求人が多い

介護ワーカーの強みとして、上でも少し触れましたが、介護ワーカーと競合他社を比較した時に、介護ワーカーは大阪と地方（北海道、宮城、新潟、香川、熊本、鹿児島）の７エリアにおいて、ズバ抜けて求人数が多いです。

特に地方エリア在住の場合、他エージェントを利用しても「紹介できる求人数はコレだけです…」と言われてしまう可能性も高いですが、介護ワーカーの場合これら地域に拠点があるので他社よりも求人数が多くなっていると容易に推測できます。

大阪、北海道（札幌）、宮城（仙台）、香川、熊本、鹿児島周辺で介護求人を探す場合は、介護ワーカーを利用するメリットは大きいと感じます。

ただ、介護ワーカーは正社員求人の割合が高いので、これらの地域であってもパート求人は少ない可能性があります。もし介護ワーカーを利用しても「パート求人があまり無かった…」という場合は、『ジョブメドレー』の利用を強くおすすめします。

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ジョブメドレーはエリア問わず、医療介護系の求人数においては文字通り国内最大級で多いので、困った時の最後の助けになってくれるはずです。

介護ワーカーのデメリット【２つ】

介護ワーカーを利用するデメリットは以下２つです。

順に解説します。

【デメリット１】パート求人が見つかりにくい

介護ワーカーの正社員求人数が48,367件（2021年5月時点）に対して、パート求人数は19,082件ということを考えると、パート求人は正社員求人の5分の2以下。

通常、パート求人の方が正社員求人よりも多いものですが、介護ワーカーは正社員求人に強みを置いているので、もしあなたがパート希望であるならば、期待する求人は見つかりにくい可能性が高いです。

私の場合パート希望でしたが、マッチする求人は少なかったです…

もしパート希望であれば、私の経験上、『マイナビ介護職』が一番求人数は多く、利用満足度的にも高かったです。

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【デメリット２】派遣求人は絶望的に見つかりにくい

介護ワーカーでは、一応、「介護派遣も紹介可能」と書いてありますが、派遣の求人数はかなり少ないです。

全体的な求人の割合を見ても、介護ワーカーでは派遣求人に力を入れていないことが分かります。

実際、求人数を調べてみても1万件以下（※2021年6月時点）。

他の介護派遣会社の求人数と比較すると一目瞭然です。

このように、介護ワーカーで派遣求人は絶望的に見つかりにくいのがデメリット…

介護派遣の求人を探しているのであれば、「介護派遣会社ランキング｜大手おすすめ9社に登録して比較しました！高時給1位はどこ？」の記事内でも紹介していますが、『ミラクス介護』と『スタッフサービスメディカル』の２つが、私が使ってきた中では良かったです。

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介護ワーカーの料金が無料の理由

介護ワーカーの利用料金はすべて無料です。

「無料ってなんだか怪しい…」

そう考えるのも無理はありませんが、これは介護ワーカーに限ったことではなく、人材紹介会社（転職エージェント）の利用はどこもお金はかからないのが一般的です。

料金が無料な理由は、エージェントの収益源が個々の利用者ではなく、求人募集している企業側から報酬（人材紹介料）を得ているからです。

介護業界はどこも人材不足なので、いわば人材の取り合いに負けると働く人がいなくなってしまいます。各施設にとって人材確保は死活問題なので、お金を出してでも働く人に来てもらいたいという施設側の裏事情があるのです。

介護ワーカー利用中に気になったことQ&A【5選】

私が介護ワーカーを利用する前や、利用中に気になったことをQ&A形式で答えていきます。

Q1.介護ワーカーで面接辞退はできる？

担当者から直接「面接辞退はできますよ～」と教えてもらいましたが、ただ、事業所側も面接の時間を取って準備しているので、面接辞退となると先方に迷惑がかかることになります。

「他で内定が決まったから…」「現職に留まることにした…」などやむを得ない事情であれば面接辞退はアリですが、「なんか気乗りしない…」などの理由であれば、次回以降、介護ワーカーから求人紹介を断られる可能性もあります。

Q2.介護ワーカーで内定辞退はできる？

担当者に「内定が取れたとしても内定辞退はできますか？」と聞いてみた所、「内定辞退は珍しくないので、その際は相談してください」という回答を頂きました。内定辞退は問題なさそうです。

ただ、「内定承諾後の辞退は、正直厳しいです…」ということだったので、内定を承諾した後の辞退は担当者から強く止められる可能性が高いと考えておきましょう。

Q3.介護ワーカーの求人が気に入らない時の断り方

私の場合、介護ワーカーに限らず、エージェントから紹介された求人が微妙な時、「他にも少し条件の良い所があって…」と言うようにしています。

そうすると、ほとんどの担当者が「どんな条件ですか？」と聞いてくるので、「時給面で…」「勤務時間の短さで…」「通勤距離が…」という感じで、希望優先度の高い条件で別の求人を見つけたことを匂わせると、担当者はそれよりも良い条件の求人を頑張って探そうとしてくれます。

エージェントを利用するなら、少しくらいワガママに条件を伝えた方が、より良い条件で就職しやすくなるのでおすすめです。

それでもエージェントが微妙な求人しか紹介してこないようであれば、「別の求人で決めようと思うので、また機会があればよろしくお願いします。ありがとうございました。」と断れば、営業電話もかかってこなくなります。

Q4.介護ワーカーの求人の年収・給料は良い？悪い？

介護ワーカーから実際に紹介された求人を見ると、他求人サイトに載っている求人の年収・給料とほぼ変わりませんでした。

ただ、「他で見てる求人の給料の方が良いので、もう少しこちらの給料が高ければ検討できるのですが…」と担当者に伝えると、頑張って給料交渉してくれることが多いのでおすすめです。

Q5.介護ワーカーは退会できる？退会・配信停止はどうやるの？

介護ワーカーに登録すると、登録したEメール宛にほぼ毎日のようにメルマガが届きます（下図参照）。

どれでも良いのでどれか１つをクリック。それから一番下までスクロールすると、「メルマガ配信停止」と「サービス退会」のリンクが貼られているので、退会やメルマガ配信停止はそこから申請するのが一番楽です。

「メルマガが迷惑…」というくらいであれば、「配信停止」でOKですが、「完全に退会したい…」「完全に登録解除したい…」「辞めたい…」ということであれば「サービス退会」の所から申請するようにしましょう。

「サービス退会」をクリックすると、下のような画面になります。

介護ワーカーの退会も簡単で、上のフォームに全て入力して「確認画面へ」ボタンを押すと、退会完了が簡単にできます。

もし、「退会できない…」「退会方法が難しい…」という場合は電話でも退会できるので、下の電話番号から「退会したいです」と伝える方法でも退会は可能です。

ちなみに「配信停止」は、こんな画面です。

退会する方法と同様、上のすべての項目を埋めて「確認画面へ」といくと簡単に配信停止ができます。

私の場合、「求人が少なかった」「希望する求人が無かった」と感じた場合、迷わずサービスの利用は停止（退会）して、別のエージェントを利用するようにしています。

他のエージェントに関して言えば、「介護転職7回で本当に役立った！おすすめ転職サイト・転職エージェント比較ランキングTOP7」の記事内でも紹介していますが、1位の『マイナビ介護職』が紹介求人数も求人の質的にも、個人的には一番良かったです。

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介護ワーカーの利用から就職までの流れ

介護ワーカーの登録から就職までの流れは、

という感じで、以下の４ステップがあります。

１．登録

まずは、公式サイトから登録する必要があります。

下図のように簡単な項目に答えていくだけなので、私のスピードで2分くらいで完了しました。

登録後、登録内容の確認のために、担当者から電話がかかってきます。

私の場合、登録して約3時間後に電話がかかってきました。

電話の時間は30分程度で、質問内容はこんな感じ。

「現在の職場名や過去に働いていた会社名などは伏せた状態で良いので、簡単な職歴を～」という感じのヒアリングなので、現在の職場に転職活動していることがバレるが無いという点は安心できました。

ただ、システム的に淡々と質問される感じだったので、担当者の提案スキル・面談スキルは正直高く無かったです。

「今回お聞きした内容を基に、紹介できそうな求人をお探しいたします。」

という流れから、

「今後の連絡手段は、電話、メール、LINEの中で、ご都合の良い方法はありますか？」

という質問があったので、私はEメールでの連絡をお願いしました。

２．求人紹介

メールでの求人送付をお願いした場合、登録したEメール宛に求人が送られてきます。私の場合、紹介された求人は２件で、「他のパート求人の紹介もお願いします」とお願いした所、別で2件送ってもらえたので、計4件の求人紹介がありました。

電話が終わって当日に、すぐ求人が送られてくるので、スピード的には早い方です。

送られてきた求人が気に入らなければ、無理に応募する必要はありませんし、希望していた条件と違う場合は、その旨をちゃんと伝えるようにすれば、別の求人を送ってくれます。

３．面接

気に入った求人があれば、担当者に伝えると面接日の調整をしてくれます。すぐに面接が嫌であれば、まずは職場見学だけでもOK。

個人的には職場見学を強くおすすめします。

職場見学することで、その職場の雰囲気や同僚の表情などが感覚的にわかるので、「雰囲気的になんだかよくない…」と感じるのであれば、その職場は辞退するのが無難です。

職場見学や面接時にはよく、「他に質問はありますか？」と聞かれることがありますが、聞きづらい質問に関してはエージェントが代わりに聞いてくれます。

あとは、介護職の場合、意外と時給アップをしてくれる職場も多いので、エージェントに時給交渉をお願いすると得です。

採用担当者と面接後、条件面でお互いに合意すれば、エージェントを通して内定通知が来ます。

４．就職

内定が出れば、あとは就職スタートをいつにするかエージェントと調整して、晴れて就職という流れです。

介護ワーカーの面談場所（店舗）一覧

介護ワーカーは全国で利用可能ですが、店舗（拠点）があるのは18都道府県のみ。

介護ワーカーの拠点は、

など、18都道府県に渡ります。

どのエージェントでもそうですが、基本的に店舗がある地域周辺の求人が多い傾向があるので、上記18都道府県であれば、一定数の介護求人は持っていると考えてOKです。

各店舗（株式会社トライトキャリア）の詳細を以下の表にまとめてみました。

介護ワーカーの公式サイト

→介護ワーカーの公式サイトはこちら